★編集長からメッセージ
(COURRiER Japon 029) 2/1更新. 

 

書店の皆様へご案内
COURRiER Japon 029
02.15/ 2007

定価480円
(税込)
2月1日発売・好評発売中!


SPECIAL FEATURES
「報道の自由」は世界163位だけど…
中国が変わる。

SPECIAL REPORT
戦慄のシミュレーション

テロリストが「核」を手にする日


 私が中国に派遣した2人の記者が、現地の公安当局に拘束されたのは3年前のことです。中朝国境近くのとある町の民家で、脱北者を取材している最中でした。拳銃を持った数人の私服警官が、突然民家に土足で上がりこみ、彼らを拘束、警察署に連行したのです。「当局の許可無く取材活動を行った」というのが逮捕の理由。関係者の密告かどうかは不明ですが、現地で盗聴など当局に監視されていたのは間違いないでしょう。その後釈放され、国外退去処分となった2人ですが、それ以降、中国に入国することができないでいます。
北京五輪を目前に控えた中国は、年明けから外国メディアの取材規制を緩和し、相手の了承を得れば、取材が可能になると宣言しました。「明らかな進歩」には違いありませんが、今回の規制緩和は、期間を限定したものであり、その先果たしてどうなるのか。中国政府は外国メディアが接触できないよう、今度は、都合の悪い人物を当局の監視下に置くこともあるでしょう。
今号は、五輪を前にさまざまな変化が起こりつつある中国を特集します。中国政府の対外イメージ戦略、ビジネスシーンの変化、国の将来を担う学生たちの素顔などを通して、いまの中国に迫ります。

1月31日 クーリエジャポン編集長 古賀義章
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古賀義章(こがよしあき)プロフィール
1964年、佐賀県生まれ。
編集者。1989年、講談社入社。
週刊現代、フライデーを経て、01年渡仏。
04年、クーリエ・ジャポン編集長に就任し、同誌を立ち上げる。
98年、火山災害をテーマにした写真集「普賢岳OFF LIMITS」(平凡社)、
00年、オウム事件をテーマにした写真集「場所−オウムが棲んだ杜」(晩聲社)を発表。