講談社 学芸図書出版部 中村勝行の どーかひとつ。
真珠湾から66年目で初公開される自叙伝を、どうぞよろしくお願いいたします!

真珠湾攻撃総隊長の回想
淵田美津雄自叙伝

淵田美津雄/中田整一 著
定価:1995円(税込)   ISBN 9784062144025
11月30日発売!


 11月30日に発売いたします『真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝』(淵田美津雄著、中田整一編・解説)の紹介をさせていただきます。
  奈良県出身の淵田美津雄は、海軍兵学校、海軍大学を卒業したエリート軍人で、いち早く航空機の威力を認識した、当時としては異端の中佐でした。
  真珠湾攻撃に際しては、空母から飛び立った360機の総指揮官として、トラトラトラを打電し、ハワイ上空に機体の燃料がなくなるまで留まりました。映画『トラトラトラ』では、田村高廣が淵田の役を演じました。
  戦争中は、ミッドウェー海戦にも参加し九死に一生を得、参謀として栗田艦隊のレイテ湾突入を企画し、原爆を投下された広島には前夜まで滞在した人でもあります。終戦後は、厚木基地にマッカーサーを迎え、ミズーリ号での降伏調印式にも居合わせました。
  特に体験した戦場を描く筆致は、小説家顔負けの臨場感があふれます。歴史もの、戦記ものとして一級の読み物であると自信を持って申し上げられます。一方、読んでいただいた現代史研究家の保阪正康さんから、「史実の書き換えを迫る貴重な書」との言葉をいただき、その資料性も折り紙つきです。
  そんな淵田美津雄が戦後、キリスト教に回心し、昭和27年から8度にわたり、かつての敵国・アメリカへ伝道の旅に出ます。キリスト教にふれたきっかけにも、ドラマがありま
 
した。後半は、生き方を戦前と百八十度変えた淵田は何を思ったのか。本書のもうひとつの読みどころでもあります。
  真珠湾から66年目で初公開される自叙伝を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

講談社 学芸図書出版部 中村勝行