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講談社 児童第一出版部 長岡香織の どーかひとつ。
12月1日(土)放送のTBS「王様のブランチ」内「松田チョイス」で紹介!

 

選書メチエ
しずかな日々
(椰月美智子
著)
定価:1470円(税込) ISBN 9784062135870

11/28から受賞オビにて出荷

 このたび野間児童文芸賞を受賞した椰月美智子・著『しずかな日々』が12月1日(土)放送のTBS「王様のブランチ」内「松田チョイス」で、紹介されました。
受賞したのは、児童文学の賞ですが、昨年10月に刊行されてから、大人の本読みの方々にも、うれしいお言葉をいただいています。

「普通の日々が淡々と描かれる。
  しかし類似の小説と一線を画するのは、
  初めて世界を知った少年の目に映るさまざまな
  風景が瑞々しく立ち上がってくることだ。」
「ノスタルジックに描くのではなく、
  主人公のその後の人生を決定した風景として
  力強く描くところに、この小説の真価がある。」
                             北上次郎氏
                                      
              
「学校では、影の薄い、幽霊のような存在だったみつきが、
  押野という友人を得て、少しずつ自分の殻を破っていく姿がいい」
                             吉田伸子氏
                        
北上次郎さんには、昨年度の「本の雑誌」エンターテインメント4位にも推していただきました。
『しずかな日々』は、小学5年生の少年「えだいち」が主人公。
新学期の教室にもなかなかなじめないようなひかえめな性格の少年が、お調子者の友
人との関わりや、慣れないおじいさんとの新しい生活によって、やさしく健やかに成長していきます。
初めてバットを手にしたときの喜び。軒先で食べたおしんこの味。これだけはぜったいに嫌だと思った強い気持ち。恥じらい。やるせなさ。
日々の何気ない瞬間も、椰月さんの手にかかると、くっきりとその輪郭を浮かびあがらせ、まるでもう一度、生を受けた瞬間かのように深く刻まれていきます。
野間児童文芸賞選考委員の三木卓氏は、「ひとりの少年のうすい幸福を書いている。」と評しました。
確かに、波瀾万丈な物語ではありません。でも、どんな人にもその人生を生きる誇りを得る瞬間があるということを感じさせてくれる作品です。読後、主人公の「えだいち」にはもちろん、現実の自分の周囲の人たちに対しても、いとおしさがこみあげてくる小説です。
ぜひお手にとっていただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

講談社 児童第一出版部 長岡香織