●今一番売れている本は?
…と質問したところ、持ってきて見せて下さったのが”Kafka sur le ravage”。何と、村上春樹氏の「海辺のカフカ」の翻訳本でした。
「うちの店ではこの本がとてもよく売れていて、彼の新しい訳本も入れるようにしているんだよ」とのこと。ただ、「新しい訳本」の中には、日本での旧作もあり。新刊(…も決して新しくはないかもしれませんが…)が売れているので、それ以前の旧作が翻訳されて出版されているのだそうです。逆行している感じですね。
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フランス語版「海辺のカフカ」
とっても売れているそうです。 |
その他にも村上春樹氏の本が
並んでいました。 |
●お店の特徴や工夫されている点は?
「月に1〜2回いろいろなジャンルの作家を呼んで、お客様と本に関する議論をしたり、質問の場を設けていること」。
たまたま昨夜もそのイベントがあったそうで、Christophe GIRARD(クリストフ・ジラール)という20代の息子さんを持つホモセクシャルの作家が、同じくホモセクシャルの親と子育ての問題などについて語り合ったと教えて下さいました。クリスマス前にはクリスマスの本を書いた作家を呼んで、クリスマスにまつわる話をしてもらったそうです。
●日本のマンガ本をどう思いますか?
「フランスで日本の”Manga(マンガ)”はとても成功しているね。2006年には、フランスで約3200冊の漫画本が出版されたんだけど、その約半数は日本の物だよ」とのこと。
ちなみにフランスでも日本の漫画は”Manga(マンガ)“と呼ばれており、フランスやベルギーのものは”Bande Dessinee(バンド・デシネ)”、アメリカのものは”Comics(コミック)”と区別されているのだそうです。
ミッシェルさんのお店にも日本のマンガ本が置いてありましたが、「うちのマンガはあまり子供向きではないと思うよ」と指された棚を見て何となく納得しました。
振り向いて見たマンガコーナーには「子連れ狼」→ |
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左側の“JAPON”と書かれた表紙のマンガ本は、
日仏合わせて17人の作家が、
それぞれの視点で捉えた日本を
マンガで表現し1冊にまとめたものだそうです。 |
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↑“JAPON”の中身 |
●最後に、本屋さんという職業をどう思いますか?
とお聞きしてみたところ、満面の笑みで「世界一素晴らしい仕事だよ」と答えて下さいました。
「本屋は世界一素晴らしい仕事」と語って下さった
書店主のミッシェルさん→
今日は貴重なお時間、本当にありがとうございました!
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今日お伺いしたときにはご不在だったのですが、普段はパリジェンヌのNacera(ナセラ)さんと一緒にお店を経営されているというミッシェルさん。次から次へと本を手にとって、大変楽しそうに本について語って下さったのがとても印象的でした。
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