■フランス情報 mail from France #174
寒波
2010年、年明け早々のパリは寒波に見舞われております。
特に今週は、日中まであろう事か氷点下。通りは凍てついて白くなり、どちらを向いても寒々…。身を切られるような寒さで、コートやブーツの他、帽子・マフラー・手袋の3点セットも必需品でした。
パリは北緯49度(ちなみに東京は北緯35度です)。北海道の最北端・稚内より北に位置する都市ですが、暖流と偏西風のため西岸海洋性気候となっており、緯度の割には冬でも暖かいのが通例。…が、地球温暖化が進むほど暖流が北上しなくなるらしいので、今までこの暖流の恩恵に預かっていたパリやロンドンなど北部の都市は寒冷化するのだとか…。
ここ3週間ほど、家の工事等を理由にテレビも接続しておらず、天気予報すら見ていなかったので、今年の冬こんなに気温が下がるとは予想外。…と、その事を友人に話したら、「“テレビの接続”って、コンセント差し込むだけのことでしょ」と、逆にモノグサを指摘されてしまいましたが…。
ウチは二重窓の上、暖房もフル回転ですが、朝晩−6度という連日の冷え込みはさすがに厳しく、先日薄着で仕事に行ったらイチコロで風邪をひいてしまい、現在冷えピタを貼りながら原稿を書かせて頂いております。
家でゴロゴロ寝ているのも退屈なので、鼻声で友人に電話したら、「あんた雪国育ちでしょ」と、別人からもたしなめられてしまいましたが、その後かぜ薬と手作りお弁当を寒い中配達してくれた優しい心遣いに深く胸を打たれたのでした。
パリのこの寒さは、来週末あたりまで続くとのこと。
日本も寒さ真っ只中かと思われますが、皆様どうか風邪などひかれませんよう、くれぐれも御自愛下さい。
2010年1月9日
荒木 芳栄 |