2006.December

■フランス情報 mail from France #53

クリスマス・イブ
今日は12月24日、クリスマス・イブ。
パリで迎える5回目のクリスマスなのに町の様子をよく知らないかも…と思っていたら、タイミング良く友達から電話が…。
と言う訳で、夕方からその友達と共に、突如「クリスマス・イブ パリの観光地巡り」に行って参りました。

↑17:30 シャンゼリゼ大通り
シャンゼリゼは予想通り
観光客らしき人々で大賑わい。
正面に見えるのは凱旋門です。

↑同じくシャンゼリゼ大通り
イルミネーションが目映いばかり。


18:30 エッフェル塔
  ここも大賑わいかと思いきや、意外と人が少なくて驚きでした。
  寒さのせいか(気温3℃)、時間帯のせいか、
それともやっぱりクリスマス・イブのせいなのか…。
(※写真がピンボケでごめんなさい!)


19:40 レバノン料理
エッフェル塔界隈のレストランに行ったのですが、予定していた所は
ことごとくお休み。通常なら人通りの多い通りもひっそり…。
結局、レバノン料理に落ち着いたのですが、
お料理も美味しく店員さんもとても親切で大ヒットでした。

22:30 オペラ座界隈
食後、一人でオペラ座に行ってみました。
左に見えるのがオペラ座(オペラ・ガルニエ)です。


22:35 ギャラリー・ラファイエット
パリの有名デパート「ギャラリー・ラファイエット」。
  クリスマスのイルミネーションも有名なので撮影しに行ってきました。


22:50 レピュブリック広場
ウチの近所のレピュブリック広場。近くの教会のクリスマスミサにも寄ってみようと思ったのですが、「24時から」と張り紙がしてあり、残念ながら入口が閉まっていました。

クリスマスはさすがに宗教祝日のためか、町の中は想像以上に静かな感じでした。フランス人の友達が「クリスマスは家族で過ごすもの」と言っていたので、家でお祝いをしたり、パリの場合は田舎や自分の国に帰る人も多いのだと思います。

1週間後はいよいよ大晦日。今年も「フランス情報」を御高覧頂き、本当にありがとうございました。
皆様どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

 

2006年12月24日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #52

Le Marche De Noel(クリスマス・マーケット)
12月16・17日の2日間、ブリュッセルのマルシェ・ド・ノエル(クリスマス・マーケット)に行ってきました。


ブリュッセル マルシェ・ド・ノエル風景

クリスマス前の4週間はキリストの誕生を祝う準備期間(待降節)らしく、各地で様々なクリスマスイベントがスタートするようです。このクリスマス・マーケットもその一つ。他にフランスのストラスブールやドイツのニュルンベルク、ドレスデンのものがよく知られているようです。


↑シュールなメリーゴーランドに
乗っていたキュートな少年
↑エスカルゴの屋台

パリ市内でも、ウロウロしているとクリスマス・マーケットに遭遇することがあるのですが、ブリュッセルは町の中心部に山小屋風のマーケットが約240も並ぶ大規模なものでした。おまけにスケートリンクや観覧車、メリーゴーランドなども併設されていて、クリスマスが1週間後に迫った今週末はさすがにどちらを向いても人・人・人…。マーケットではクリスマスのオーナメントからハンドクラフトの小物類、それからエスカルゴやワッフル、ヴァン・ショー(ホットワイン)の屋台など、いろいろな物が売られていて見ているだけで本当にワクワクしました。

ショーウィンドーもクリスマス仕立て
となりのブティックにはこんなのも…

町のメイン観光スポットでもあるグラン・プラスには大きなツリーが立てられ、町中がクリスマスのイルミネーションで美しく彩られたブリュッセルは何となく幻想的な雰囲気。きっと日本も今頃は師走独特の雰囲気に包まれている頃かと思います。
皆様、どうぞ楽しいクリスマスをお過ごし下さい!


アーケード内の本屋さん

   ●2006年ブリュッセル クリスマス・マーケット情報
    開催期間 2006年12月1日〜2007年元旦
    開催時間 月〜木曜日 12時〜21時
           金〜日曜日 11時〜22時
    ※ 12月24・31日は18時まで 
    ※ 12月25・元旦は14時から


やはり王立美術館には足を運びました

 

2006年12月17日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #51

DALIDA(ダリダ)
先日、パリのモンマルトルにあるPLACE DALIDA(ダリダ広場)という所でスケッチをしました。とても小さな広場で、LAMARCK CAULAINCOURT(ラマルク コーランクール)というメトロの駅から徒歩約5分。広場には、フランスで大成功を納めたシャンソン歌手ダリダの胸像が置かれています。

1933年にエジプトのカイロで生まれたイタリア系移民のダリダは、歌手として一世を風靡しただけではなく(本格デビュー曲「BAMBINO(バンビーノ)」など、なかなか良いです!)、フランスに渡る前にはミスエジプトに選ばれたほどの美貌の持ち主。「才能があって、こんなに美人だったら人生バラ色だろうなぁー」と思うのですが、実生活は大変孤独で不幸だったようです。1987年に、”Pardonnez-moi, la vie m’est insupportable(許して下さい、人生はつらすぎる)”という言葉を残し、睡眠薬を呷って自ら人生の幕を閉じています。


ダリダ広場からサクレ・クール聖堂をスケッチしてみました

このダリダの名前を聞く度、どういう訳か私がセットで思い浮かべるのが「ダミア」というシャンソン歌手。おそらく名前が類似しているからだと思うのですが、子供の頃に見たダミアの「暗い日曜日」というEP盤のレコードジャケットがいつも反射的に脳裏をよぎります。音楽自体の記憶は全くないのですが、かなり曰く付きのシャンソンで、私の場合はその時に聞いた曲の説明とレコートジャケットのイメージが未だ風化せず記憶の中に残っています。

雑音の混じったレトロなシャンソンを聴き、窓から鉛色のパリの空を眺めていると、風土と音楽って大いに関係があると改めて感じます。

2006年12月11日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #50

レンブラント展
今週、パリのシャンゼリゼ大通りではクリスマス用のイルミネーションがライトアップされました(TVニュースによると年末までライトアップされているそうです)。いよいよパリも年末モードです。

12月からアルバイト先のアトリエがお休みに入ったので、昨日はルーブル美術館に行ってきました。
ルーブル美術館では、常設展以外に2007年1月8日まで特別展として「レンブラントのデッサン展」と「ホガース展」を開催しています(チケット売場で特別展のみのチケットが購入出来ます)。私は、「レンブラント展」が観たくて大混雑覚悟で入場したのですが、予想外に空いていてゆっくり作品鑑賞することが出来ました。

パリの展覧会は、内容にも因りますが、たいてい開催後しばらくと終わり間際は長蛇の列。入場するまでに1時間〜2時間待たされることが再々あります。が、意外にも中盤は空いている日があったりするのと、昼食時間帯などを目掛けて行くと入りやすかったりします。今回は、その双方が重なったのかもしれません。

ルーブル美術館の日本語版パンフレット
訪問された方も多いと思いますが、
ルーブル美術館は本当に広大です。
常設展もスケールが違うので、
じっくり見ようと思ったら
とても1日や2日では回り切れません。

レンブラントに関しては、今年がちょうど生誕400年にあたると言うことで、夏にアムステルダム小旅行をした際にも、沢山の作品に触れる機会に恵まれました。ルーブルでの「レンブラント展」は版画やインクを使った小作品ばかりでしたが、逆に見たことのない作品ばかりでとても感激しました。

それにしても美術館に足を運ぶ度、作品の背景や意味をよく理解出来たら…と思うのですが、頭で理解するには限界があるような気がします(私の場合は、ただの勉強不足だと思われますが…)。それよりも、自分の感性の質が少しでも向上するようにと願いながら、せっせと美術館通いをしています。


レンブラント展スケッチ
実物の前で作品デッサンするのはかなり勇気が要りましたが、
パリでは画学生などがよくやっていて、
私も場数を踏んでいるうちに慣れてきました。

2006年12月2日
荒木 芳栄