■フランス情報 mail from France #70
オークション
先週まで個展をさせて頂いていたギャラリーのオーナーから、「作品をオークションに出品してみないか?」と言う話を持ちかけられました。
今年の9月に、DROUOT(ドルオー)というオペラ座近くにある公共競売所で「スピリチュアル・アート」のオークションが予定されているとかで、たまたま今回お世話になったギャラリーのオーナーがそのオークションの運営関係者。
「オークション」という言葉は勿論知っていましたが、今まで売り手にも買い手にもなった経験がないので、私にとっては全く未知の世界。オーナーによると、「現役で活躍しているアーティストの中には、第三者に値踏みされたり、安値で落札されたりするのを嫌がってオークションには見向きもしない人もいる」そうです。私の場合は現役であっても活躍していると言うレベルからは程遠く、おまけにオークションに見向きもしないどころか、自分にそんな選択肢があるとは思ってもいなかったので、是非是非チャレンジさせてもらうことにしました。
と言う訳でお請けしたものの、渡された出品要項の解読も準備も結構大変でした。競売カタログ用に自分の経歴や顔写真、出品作品の写真や詳細等をパソコン入力したCDを準備せねばならず、しかも今回のオークションはCD提出後にカタログ用の作品選考もある模様。

↑ドルオー公共競売所
ところで、この「ドルオー公共競売所」ですが、“OVNI(オヴニー)”というパリの日本語新聞最新号で発見した記事によると、「世界最古の公共競売所」らしいです。「月〜土曜日 11:00〜18:00まで 競売会場の見学無料」で、40ユーロで競売の歴史を学べる1日講座を始め、様々なアートに関する講座なども用意されていると書いてありました。
オーナーからも「自由に入れるし、面白いものが一杯あるから一度見てきたら?」と勧められたので、昨日早速足を運んでみたのですが残念ながら臨時休業…。その上「世界最古」という4文字が脳にインプットされていたので、石造りで崩れ落ちそうな建物をイメージしワクワクしながら行ってみたのですが、予想に反して外観は非常にモダン…。
結局、中に入ることが出来なかったので内部は謎なのですが、是非再訪してみようと思っています。
ドルオー公共競売所:
L’HOTEL DROUOT
9 Rue Drouot 75009 Paris
2007年4月22日
荒木 芳栄
P.S.:今日4月22日は、フランス大統領選第1回目の投票日。
ここの所、誰と話していても選挙の話題になることが多かったのですが、1回目投票の候補者は全部で12名。そのうち、ニコラ・サルコジ、セゴレーヌ・ロワイヤル、フランソワ・バイルーの3名が最有力候補と言われています。決選投票は5月6日ですが、まず今日1回目の開票結果に興味津々です。 |