■フランス情報 mail from France #87
DRAGUER
フランス語で「ナンパする」事をDRAGUER(ドラゲ)と言います。パリに来た頃、語学学校の会話の授業でもナンパ用の会話を習った覚えがあり結構印象的でした(おまけに2人組のロールプレイまであったので)。
パリには、アジア女性好きのフランス人男性が案外いるようです(その逆はあまり聞いたことがないのですが、友達のフランス人Aちゃんはポニーテールの日本人男性が大好きらしいので、アジア男性好きのフランス人女性も密かに存在しているのかも…)。
ウチの近所は中国人が多いせいか、時折アラブ系っぽいお兄さんから「ニーハオ」攻撃を受けます。日本人の多いオペラ座界隈をブラブラしていると、これまた時折フランス人のおじさんから「日本人ですか?」と片言の日本語で話しかけられたりもします。
もっと垢抜けした日本人女性なら、きっとステキなフランス人男性からもお声がかかると思うのですが、私の場合、声をかけてくるタイプもかなりビミョー…。

今月は版画シリーズです
先日もオペラ座近辺を歩いていると、背後から「すみません、日本人でしょう?」と、小太りのフランス人のおじちゃんに声をかけられました。
驚いていると、「僕は日本で生まれて、南仏で育って…」と、聞きもしないのに自分の身の上をペラペラ日本語で喋り出し、「今、ガイドの仕事が終わって、お客さんと別れてきたところで…」と引き続きペラペラ、ペラペラ…。聞き流しながらスタスタ歩いていると、突然「お茶飲む時間ある?」と、妙に馴れ馴れしく聞いてきたので「今日はとっても忙しい」と答えると、「5分ぐらいあるでしょう?」と言い返してきました。…が、本当に忙しいことを力説したら、黙って去って行ってしまいました。
その翌日も所用があって同じ通りを歩いていると、またしても前述のおじちゃんが日本人らしき女の子に声をかけながら歩いているのに遭遇。私と目が合うなり、逃げるように通りを曲がってしまいました。
このおじちゃんには1年ほど前にも同じ通りで、おまけに同じ手法で声をかけられた覚えがあるので、ナンパするんならもっと工夫したらいいのに…と他人事ながら思ったりしました。
変な出会いばかりではありませんが、パリにはヘンな人もいっぱい…。気を付けるに越したことはありません。…と、思います。
2007年8月20日
荒木 芳栄 |