2007.August

■フランス情報 mail from France #88

CINEAQUA(シネアクア)
今日は午後から、パリ市内にある「シネアクア」と言う水族館に行ってきました。メトロの“トロカデロ”駅で降り、徒歩約10分。久々に快晴だったので、道すがらエッフェル塔もきれいに見えました。


トロカデロから見たエッフェル塔

「シネアクア」入口
水のトンネル
きれいな魚がいっぱい
タコ…

「シネアクア」は2006年に再オープンした水族館のようで、入場料は大人19.5ユーロとちょっと高めでしたがナカナカ充実した内容。名前の通り館内のあちこちに巨大スクリーンが設置されており、映画やドキュメンタリーフィルムが上映されています。映画のプログラムも環境問題や動物・昆虫の生態に焦点を合わせてあるようでした。水族館自体も良い感じです。


水槽内のお掃除中

行った時間にちょうど上映されていたのは“Le Jour Apres(ディ・アフター・トゥモロー)”。水槽からやや離れた位置にスクリーンがあり着席自由。座ってしまえば映画館にいるような感じです。


途中からだったのですぐに席を立ち、しばらく様々な魚の水槽を見た後、別の場所で上映されていた昆虫の生態を追ったドキュメンタリーを見ました。

カタツムリが雨水を飲むところや、アメンボがトンボを補食する様子など、驚きの映像満載。その上、そのスクリーンの後ろにはサメが泳いでいる…。

↑デッサンもしてみました


何だかかわいい!

昆虫フィルムの後ろにはサメが…
水族館内のカフェ
休憩するだけでもOKです


カフェのテーブル前には大型の水槽。
お魚を眺めながらお茶出来ます。水槽奥のスクリーンには
サメが獲物を捕らえるシーンが流れていました。

水族館プラス映画館の「シネアクア」、パリでボーッとするには打って付けな癒しの異空間です。


帰りは凱旋門まで歩いてみました(徒歩圏内です)

CINEAQUA (http://www.cineaqua.com/
2, avenue des Nations Unies, Jardin du Trocadero 75016 Paris
開館時間:10時〜20時 
休館日 :12月25日

2007年8月25日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #87

DRAGUER
フランス語で「ナンパする」事をDRAGUER(ドラゲ)と言います。パリに来た頃、語学学校の会話の授業でもナンパ用の会話を習った覚えがあり結構印象的でした(おまけに2人組のロールプレイまであったので)。

パリには、アジア女性好きのフランス人男性が案外いるようです(その逆はあまり聞いたことがないのですが、友達のフランス人Aちゃんはポニーテールの日本人男性が大好きらしいので、アジア男性好きのフランス人女性も密かに存在しているのかも…)。
ウチの近所は中国人が多いせいか、時折アラブ系っぽいお兄さんから「ニーハオ」攻撃を受けます。日本人の多いオペラ座界隈をブラブラしていると、これまた時折フランス人のおじさんから「日本人ですか?」と片言の日本語で話しかけられたりもします。
もっと垢抜けした日本人女性なら、きっとステキなフランス人男性からもお声がかかると思うのですが、私の場合、声をかけてくるタイプもかなりビミョー…。


今月は版画シリーズです

先日もオペラ座近辺を歩いていると、背後から「すみません、日本人でしょう?」と、小太りのフランス人のおじちゃんに声をかけられました。
驚いていると、「僕は日本で生まれて、南仏で育って…」と、聞きもしないのに自分の身の上をペラペラ日本語で喋り出し、「今、ガイドの仕事が終わって、お客さんと別れてきたところで…」と引き続きペラペラ、ペラペラ…。聞き流しながらスタスタ歩いていると、突然「お茶飲む時間ある?」と、妙に馴れ馴れしく聞いてきたので「今日はとっても忙しい」と答えると、「5分ぐらいあるでしょう?」と言い返してきました。…が、本当に忙しいことを力説したら、黙って去って行ってしまいました。

その翌日も所用があって同じ通りを歩いていると、またしても前述のおじちゃんが日本人らしき女の子に声をかけながら歩いているのに遭遇。私と目が合うなり、逃げるように通りを曲がってしまいました。

このおじちゃんには1年ほど前にも同じ通りで、おまけに同じ手法で声をかけられた覚えがあるので、ナンパするんならもっと工夫したらいいのに…と他人事ながら思ったりしました。

変な出会いばかりではありませんが、パリにはヘンな人もいっぱい…。気を付けるに越したことはありません。…と、思います。

2007年8月20日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #86

禅道場 PART2
以前、パリの中華街にある曹洞宗の禅道場に通い始めたという御報告をさせて頂きましたが、最近、更に足繁く坐禅に通うようになりました。

通っている禅道場は日本人僧侶が開かれた所なので、道場での作法も日本風で心落ち着くものがあります(以前、韓国僧侶の禅道場にも数回通ったことがあるのですが、坐禅のスタイルは同じでも、韓国語と思しき歌のようなお経?が続いたりして何となく馴染めず足が遠のいてしまいました)。

道場では坐禅開始の5分前に入口の錠が下ろされ、遅れた場合は中に入れなくなります。時間にとってもルーズなパリで、ここはやはり別世界。約30分の坐禅が2回あり、最後に「般若心経」を読経して終了。ピーンと張りつめた禅道場の雰囲気は何とも言えず気持ちが良いです。


今回はお花の版画です

先週から土曜日の坐禅の後、道場の上の階にある部屋での自由参加「アペリティフ」なるものにも参加し始めました(今までも行われていたのですが、参加したことがなかったので…)。ビールやワイン、ソフトドリンクなどを飲みながら参加者が歓談するという趣旨のものです。私は日本で臨済宗の禅寺に勤務していたのですが、日本では坐禅の後「茶礼(されい)」というお茶の時間はあっても、アルコールを提供するようなことはなかったので、ちょっと驚きでした。…とはいうものの、ここはパリ。私もワインを1杯頂きながら、他の参加者の方々とお話しをしてみました。

日曜日は坐禅の後に「問答」と呼ばれる質疑応答の時間もあり、一般参加者が御住職と思われるフランス人僧侶に禅の質問をすることが出来ます。質問方法にも作法があり、内容に関してはかなり率直なものが多い感じですが、周りで聞いている分にはとても興味深いです。

そんな訳で、日本文化とパリの流儀が程よくミックスされたこの禅道場は、現在、パリでの私のお気に入りの場所となっています。

2007年8月12日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #85

バカンス
8月に入り、パリもようやく夏らしくなってきました。いよいよ本格的な夏のバカンス到来です。
フランスでは、7月末あたりから一ヶ月近くバカンスを取る人も多く、夏を迎える度、その休みっぷりの良さに驚かされます。
パリの町中では「休業」の張り紙を至る所で目にし、私が住んでいるアパートでも最近住人を見かけることが少なくなりました。窓から見えるお向かいのアパートも雨戸が閉まっている家が多く、いかにも「長期不在」という様子です。市内の交通量も減り、メトロなどの交通機関も夏場は待ち時間が若干長くなります。


お魚を彫ってみました

日本人だと仕事等が気になって、さすがにこれ程長期の休暇は取れないと思うのですが、フランスではごく一般的で、夏に入るとどこもかしこも思いっきりお休みモード。用事のあるところには、前もってバカンス期間の確認をしておかないと無駄足になったりすることも…。とは言っても観光地等はバカンスシーズンに関係なく賑わっているようなので、旅行でパリを訪れる方には支障がないと思われます(でも、行ってみたいレストランが閉まっていたり…という事はあり得るかもしれません)。

「夏はどこか行かないの?」と挨拶代わりに聞かれる昨今、今年はどこにも行けそうにないので、パリの町中をウロウロして何かもっと新しい話題を御報告して行けたら…と思っています。

2007年8月5日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #84

Velib(ヴェリブ)
パリでは、ここのところレンタル自転車に乗っている人をよく見かけます。
この夏からパリ市が導入したレンタルサイクル・サービスで、パリ市内のあちこちに無人のターミナルがあり、必要な所で借りて、不要になれば最寄りのターミナルに返却するというシステムです。

興味があって、先日、私もメトロの駅に置いてあったパンフレットをもらって来ました。それによると、1年のヴェリブカードを申し込むには、申込書と150ユーロの小切手(保証金など)を郵送。1日カードと1週間カードは現地調達が可能なようです。メトロで使用する”NAVIGO”というカードも、貸し出しの際に使用出来る様子です。

自転車は、最初の30分は無料、次の30分は1ユーロ、その次の30分は2ユーロ、そしてそれを超えると30分おきに4ユーロ…と、借りっぱなしでいるとドンドン高くついていく模様…。


自転車と支払いの機械

まだ借りたことはないのですが、貸し出し方法や交通法規の説明(「歩道を走ってはいけません」とか、「方向転換の際は、手で指示しましょう」などなど…)を読んでいるうちに結構面倒かも…と思ってきてしまいました。

ストの際には大活躍されると思われるこの「ヴェリブ」、ターミナル数も更に増える予定のようなので、パリの庶民の足として今後定着していくのでしょうか?


交通法規一覧表

2007年7月29日
荒木 芳栄