■フランス情報 mail from France #57
自由業者ビザ
私事ですが、昨日ようやくフランスの自由業者ビザ(アーティストビザ)を取得出来、ちょっぴりホッとしています(この半年間、えらく中途半端なビザしか支給されず、宙ぶらりんの状態が続いていたので…)。
今月初めには、アーティスト協会でアーティストカードも作成してもらえました。そのカードを提示すればルーブル美術館やオルセー美術館など国立美術館の出入りが自由。カードをもらった日には、うれしくて用もないのにいろいろな入口からルーブルに入館し、カードの効能を試してみました。フランスは、アーティストに寛大な国だと本当に思います。

シャンゼリゼのアーティスト協会入口
今回の自由業者ビザの手続き中もずっとそうでしたが、フランスに来てから特に、「やってみないとわからない」と思うことが多くなりました。実際、フランスのお役所は窓口の担当者によって運不運を左右されることが多く(それでも随分画一化はされたようですが…)、本当にやってみないとわからないことだらけ。チャレンジ精神が身に付いてきただけでも、パリに来た大きな収穫のような気がしています。また、今回はいろいろな人からアドバイスや応援などもしてもらい、その有り難みも痛感しています。
パリ警視庁でビザの審査に通過した後、近くにあるノートルダム大聖堂を拝観してから家に帰ろうと思ったのですが、亡くなられたピエール神父様の国葬と重なり付近は厳重警備で近づくことが出来ませんでした(先日、94才で亡くなられた神父様です。私財をなげうって貧者救済のため慈善団体「エマユス」を創設され、ホームレスや貧困者の救済に一生を捧げられました)。
関係ありませんが、
イタリア人の友達がジオットの画集を貸してくれました
先のことを考えたらまだまだ問題山積なのですが、とりあえず小さな一歩。頑張ろうと思います。
同じくジオットの画集から
PS:「マルシェ」及び「フランス書店事情」後日談
前々回の「マルシェ」のオリーブ屋さんを紹介してくれた友達に頼んで、印刷した「フランス情報」をオリーブ屋のスリマンさんとナイムさんに届けてもらいました。2人とも大変喜んでくれて、「日本でオリーブ屋を開かなくっちゃ!」と言いながら逆に沢山のオリーブをプレゼントしてくれた…と、友達からうれしい電話がありました。
また、第一回目の「フランス書店事情」インタビューに答えて下さった書店主のミッシェルさんにも印刷した原稿を持ってお礼を言いに行ったところ、「日本語で紹介してもらったのは初めてだよ」と大層喜んで下さいました。
この場をお借りして「未来研」スタッフの皆様にも御報告と御礼を申し上げます。
2007年1月27日
荒木 芳栄 |