2008.January

■フランス情報 mail from France #107

津軽三味線

昨日の夜、津軽三味線のコンサートに行ってきました。場所は、パリの中心部にある” Espace Culturel Bertin Poiree “と言う日本関係の文化機関。3日ほど前に日本語新聞でイベント案内を目にした瞬間に行きたくなり、すぐに受話器を取ると「一人だけなら大丈夫です」と言う事で、コンサート間際だったにも拘わらず、運良く席を予約することが出来ました。

竹山流津軽三味線の大野敬正さんと夕田敏博さんと言う和太鼓奏者のコラボレーションだったのですが、会場は満席。ずいぶん前に日本で、高橋竹山氏の伝記番組のようなものを見たことがあり、ずっと津軽三味線を生で聴いてみたいと思っていたので、とってもうれしくて演奏が始まる前からワクワクしました。

画像購入したCDのジャケット
家宝にしよう♪

コンサートは20時30分に開演。フランス語で三味線や和太鼓・津軽地方の説明があった後、「津軽じょんから節」などの伝統的な曲からモダンな曲を取り混ぜた演奏が約1時間半続きました。
本当に素晴らしい演奏で、コンサート後も拍手が鳴り止まず、お二人は再びアンコールで登場。アンコール曲が終わって照明がついてからも、誰一人立ち去ろうとせず、結局予定外だったらしい2回目のアンコール曲を演奏して下さいました。私の後ろにいたフランス人のおばちゃんも、大感激されていた様子で、立ち上がって大声で「ブラボー」を連呼されていました。かく言う私も、すこぶる感動し、帰りにはCDを購入しサインまでして頂きました。
お二人とも、まだ若い演奏家だったのですが、気取らずとっても爽やかで、今後も是非是非頑張って欲しいなぁーと思いました。

そんな訳で、昨夜から「津軽じょんから節」にハマってます。

2008年1月27日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #106

ビオ(BIO)

昨日、「ミントの効いたお茶が飲みたい」という衝動に駆られ、近所の「ナチュラリア(NATURALIA)」と言うお店まで、ミントティーを買いに行ってきました。

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この「ナチュラリア」と言うお店、パリのあちこちにあるのですが、“AGRICULTURE BIOLOGIQUE”、即ち有機栽培の食品を扱うお店なのであります。

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店内には、野菜や果物、パンやシリアルなど…食材だけに留まらずワインや化粧品まで幅広いオーガニック製品が並んでいます。私の場合、今の所それほど食材等に留意している方ではないので、たまにしか行かないのですが、通常のスーパーに比べると高めではあるものの、面白そうな物(…と言うより、身体に良さそうな物)が盛り沢山です。

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パリでは、普通のスーパーでもビオ(BIO)表示の付いた自然食品が結構売られています。それだけ食材等に気を遣っている人も多いのかと思うのですが、以前読んだマクロビオティック関係の記事によると、有機栽培にこだわりすぎず、多くの種類の野菜や穀物をバランス良く取ることも、やはり健康のためには大切なのだそうです。

ナチュラリアのホームページ:http://www.naturalia.fr

 

2008年1月20日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #105

電気

先週末は、諸事情あって私が住んでいるパリのアパートが停電(現在もアパートは電気工事中)。3日間ばかり電気のない生活を強いられました。

普段、当たり前のように使っている物がなくなるのは、こんなに大変なことなのかと実感。特に、全てが電気仕掛けの我が家に於いては大打撃でした。

友人に連絡したところ、みんな快くシャワーを貸してくれたり、食事に呼んでくれたり、携帯電話を充電させてくれたり、「いつでもウチに泊まりにおいで」と同宿態勢を取ってくれたり…。友達ってありがたいなぁーと本当に感謝した3日間でもありました。

パリの寒空の下、ロウソクとホッカイロで過ごすという貴重な体験を通じ(ホッカイロもフランスでは売っていません。日本人って便利な物を発明するなぁーと思います)、大切なことを教えてもらったような気がしました。

停電が終わった今、パチンとスイッチを押すと明かりがつく何でもないような事ですら、何だかとても嬉しく感じています。

2008年1月14日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #104

お正月

5年ぶりに日本でお正月を迎えました。
久々に味わう年越しソバは感涙もの!大晦日には、これまた久しぶりの「紅白歌合戦」を鑑賞し、番組終了後には降りしきる雪の中、両親と共に近所の神社へ初詣に行ったりしました。
元旦は、家族が集まり新年の挨拶をした後、お屠蘇やおせち料理・お雑煮でお祝いし、我が家の恒例行事「家族写真」を撮りに行きました。

パリでは、クリスマスの後、大晦日に再度盛り上がりを見せるものの、元旦はその余韻で「寝正月」となる人も多いようです。2日からは通常通り。日常の日々が待ち受けています。

私の場合、これまでパリでの年末年始は、パリに残った日本人の友人と親戚のように集い、元旦には「書き初め」をしたり、みんなで少しずつでも日本の食材を持ち寄って正月気分を盛り上げてきたりしましたが、やはり日本で過ごすお正月は格別です。今年は、雪の降る福井で厳粛な日本のお正月を過ごすことが出来ました。

以前は、当たり前のように感じていた家族との年末年始一連の行事。5年も間を開けると、何もかもがとても新鮮で感動的です。私の場合は仕事の関係で(禅寺に勤務していたので)、大晦日・元旦は日本にいた頃から実家を不在にしていたことも多かったのですが、お寺でも参拝者が減ってきた頃に全員で新年のお祝いをし、毎年清々しい元旦の朝を迎えました。

やはり独特な雰囲気が漂う日本のお正月は良いです。それも、温かく迎えてくれる家族や友人がいてくれるからこそ…と、しみじみ帰る故郷がある幸せを噛み締めた2008年のスタートとなりました。

2008年1月6日
荒木 芳栄