2008.July

■フランス情報 mail from France #130

訪問者

郷里・福井から友人がやって来ました。再会するのは15年ぶりぐらいの友人で、しかも今回はハネムーンと言う人生の一大イベントで来仏。とっても良いニュースと、パリで聞く「福井弁」に感激しました。

以前、日本料理店でアルバイトをしていた頃、お客様から「あなた出身はどちら?山形??」と出身地を聞かれたりしたのですが、なぜか質問がしばしば東北限定版…。仕事仕様のスタンダードな日本語を駆使しているつもりだったので心外でしたが、どうもイントネーションがスタンダードではないらしく…(でも、自分では判別出来ないこの「福井訛り」が結構気に入っていたりします)。

そんなこともあり、同じ福井弁を巧みに操り、地域住民にしか理解出来ない話題が通じる同郷の友人夫妻のパリ訪問は、私にとっても大変うれしいものでした。

最終日が空いているとのことだったので、不慣れな観光ガイドとして同行。ルーブル美術館・シャンゼリゼ大通り・オペラ座(オペラ・ガルニエ)…と、駆け足で回りました。

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↑オペラ座内部の大階段


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舞台衣装も展示されていました
 
こんな秘密の図書館も…
(オペラ座の歴史書巻が
保存されているようです)

オペラ座は、私も内部をゆっくり見たことがなかったのですが、マチネー公演(日中の公演)等が行われていなければ10時〜17時まで自由に見学出来るようです(見学料:大人8ユーロ ※ガイド付き見学ツアーもあるようです)。
2人とも「パリは初めて」との事だったので視点も違い、私も観光客気分で意外なパリ再発見ができました。

きっと今頃は、福井に戻って大量に撮っていた写真整理に追われていることと思います…が、ぜひぜひ「また、来ねの〜(また、来てね)」。

2008年7月20日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #129

夏のバカンス

フランスは、夏のバカンスシーズンに突入。友人と顔を合わせると、猫も杓子も旅行の話。私も、未だ足を踏み入れたことがないプロヴァンスとコート・ダジュールに行ってみたいと思いSNCF(フランス国鉄)のサイトを見て一人で盛り上がったりしていました。…が、今年の夏は、フラフラしている場合ではないことが判明し、旅行は計画倒れ。断念することに…。

以前、友人宅で「私もどこかに旅行に行きたいなぁー」と連呼していたら、「何言ってるの。アンタは年がら年中旅行しているようなもんじゃない」とたしなめられてしまったので、パリに住んでいられる事だけでも感謝せねば…と思っております。

結局、今年の夏は、2年前からお世話になっているアトリエでお仕事。今年の3月に「アーティストとして独り立ちしたい」と豪語し、リタイアさせて頂いたアトリエなのですが、駆け出しのアーティスト生活は予想よりはるかに厳しく、ずっと気にかけて下さっていたアトリエのオーナー御夫妻が「夏も仕事しているから、もし良かったら週1回でも2回でも、自分の作品制作の妨げにならないペースで手伝いにおいで」と、温かい電話をかけてきて下さり、7月から再びテンペラ画の制作アシスタントをさせて頂くこととなりました。

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ギャラリーに、お魚シリーズの版画を展示してもらっています

夏のバカンス計画が流れたことで、お世話になっているギャラリーのオーナーも1週間ほど田舎の家に招待して下さり、アトリエで一緒に仕事している友人も田舎の家に招待してくれたり(みんな、パリのアパートとは別に田舎に別荘を持っていたりするようで…)、結果的に周囲の方々の人情味の豊かさに触れ感慨無量。「神様ありがとう」と思いながら、現在、自宅とアトリエとギャラリーの三角地帯を回遊魚のようにグルグル回り元気に活動中です。

2008年7月13日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #128

国立自然史博物館

先週ご紹介した植物園の中にある、国立自然史博物館・進化大ギャラリーに行ってみました( Museun National d’Histoire Naturelle Grande Galerie de l’Evolution )。

1994年にリニューアルされたと言うこの博物館、ちょっと暗めの照明も館内の雰囲気もとても良い感じです。4フロアに及ぶ常設展示と、地階の特別展から成っており、展示方法もセンス抜群。必見は、1階中央のアフリカ・サバンナの動物キャラバン。ゾウやカバ、キリンなどの剥製が吹き抜けの大空間にズラリと並んでいます。

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↑特別展パンフレット

地階では、2009年5月25日まで“CETACES”と言う、鯨類(クジラ目)の特別展も開催中。巨大な骨格等に加え、様々な趣向を凝らした展示物は、それぞれがとても興味深い感じでした。

知り合いの日本人の方が、「日本から誰か来ると、国立自然史博物館は絶対に紹介する」と言われていたのも思わず納得。観光地としては案外盲点とも思える博物館ですが、大人から子供まで十分楽しめるパリの異空間です。


Museun National d’Histoire Naturelle Grande Galerie de l’Evolution
住所   36 Rue Geoffroy-Saint-Hilaire 75005 Paris
開館時間 10:00〜18:00
お休み  火曜日・5月1日
入場料  8ユーロ(植物園は入場無料です)

2008年7月6日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #127

植物園

さっきまで、友達とオステルリッツ駅近くにある植物園( Le Jardin des Plantes)に行っていました。以前から声をかけてもらっていたのですが、花粉アレルギーの私にとって、植物園はかなり危険地帯。…今日に至りました。

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オステルリッツ駅近くの植物園入口

 毎日7:30〜19:45まで開園
 突き当たりの建物は、国立自然史博物館(進化大陳列館)

そんな訳で、本日は、今日撮ったばかりのパリの植物の数々を写真で御紹介。名前を知らないものが多いので画像のみでの御紹介ですが(それぞれにフランス語の解説板はついていたのですが…)、自然界って不思議だなぁーと改めて思いました。注意して見ないと気付きもしない事だらけだと、観察してみて感じたことが盛り沢山でした。

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次回は是非スケッチブックを抱えて行こうと思います。

2008年6月29日
荒木 芳栄