■フランス情報 mail from France #126
今週の出来事
今週は観光客並みにウロウロし続けた1週間でした。…が、その中から抜粋して…。
●コンテンポラリー・ダンス
19日木曜日の夜、友人に誘われて、パリ市立劇場にコンテンポラリー・ダンスを観に行きました。過去にオペラやバレエは観たことがあるのですが、コンテンポラリー・ダンスを生で観るのは初めて。
パリ市立劇場は「コンテンポラリー・ダンスの殿堂」と呼ばれているそうで、パリ市内のChatelet(シャトレ)と、Abbesses(アベス)の2カ所に劇場があり、観客動員数の多そうな人気のプログラムはシャトレで上演されるのだと友人が言っていました。今回の催し物はアベスの方でしたが、会場に入ってみると、指定された席は最前列のど真ん中。それだけで、とってもうれしくなりました。
そう言えば、パリでは先日まで、メトロの駅の通路等に日本の舞踊団「山海塾」のパリ市立劇場(シャトレ)公演ポスターも貼ってありました。
今回観たコンテンポラリー・ダンスは、舞台の後ろに大きなスクリーンがあり、映像とコンピューター画像を使ったパフォーマンス。私にはとても新鮮で、次の展開が読めない不思議な舞台でした。おまけに、ダンサーの息遣いまで聞こえてくる席で、迫力満点。感動しました!

●FETE DE LA MUSIQUE (フェット・ドゥ・ラ・ミュージック)
21日土曜日、パリでは恒例のFETE DE LA MUSIQUE(音楽祭)が行われました。1982年から開催され、今年で27年目を迎えると言うこの催し物。名前の通り、街中は様々な音楽で溢れかえります。公園や教会、レストランやカフェなど、あらゆる場所がミュージシャンに開放されるようです。

私は、今回、友人とオペラ座界隈のマルシェ・サントノレ広場でタンゴを聴きました。19時から始まった演奏は、ヴァイオリン・バンドネオン・ピアノ・コントラバスの入ったオルケスタティビカと呼ばれる本格的なアルゼンチンタンゴ。そんなに長時間聴くつもりではなかったのですが、演奏があまりにも素晴らしく、途中で入った休憩時間に友人と近くのバーにビールを飲みに行き、再び同じ場所に舞い戻ってしまいました。第2部は、ラテンの血なのか、演奏が進むにつれ老若男女次から次へと踊り始め、目の前はタンゴ大会…。そうして音楽祭の夜は更けていったのでした。
2008年6月22日
荒木 芳栄 |