■フランス情報 mail from France #121
パリのアーティスト事情
先週からギャラリーでのグループ展に参加させて頂いております。ついでに、現在そのギャラリーの地下スペースを自由に使わせてもらっているので、ギャラリーで作業する事が多くなってきたのですが、入り浸るようになってから多々見かけるのが売り込みに来るアーティスト。
かく言う私も、今までいろんな所に飛び込んで来ました。目星を付けたギャラリーに入って作品を一通り観察し、自分の作風に合っているかなと思ったら、ギャラリーの人に声をかけ、作品ファイルなどを使ってプレゼンテーションしたりするのですが、いきなり断られることもあれば、丁寧に話を聞いてくれる所など対応はいろいろ。が、断るにしても、どこもきちんと対応してくれていたように思います。

オルセー美術館へ模写に行ってきました
私が現在お世話になっているギャラリーは、割と立地条件が良いせいか、アシスタントのおじさん曰く、「毎日2人ぐらいは売り込みに来る」。その上、パリは元より様々な国からメールや郵便でのコンタクトも多いそうで、「対応が大変なんだ」と言っていました。
同上のおじさんによると、「パリには約800件のギャラリーがあって、約6万人のアーティストがいる」そうです。何か根拠がある数字なんだろうか?と思い、とりあえずパリのイエローページでギャラリー数を数えてみたら788件ありました(多少の数え間違いはあるかもしれませんが…)。アーティストの6万人については、アーティスト協会に登録して、アーティストとして納税したりしている、法的に正式登録している人数なのかな…と思うのですが出所不明。先日知り合いになった人に職業を聞かれたので、「アーティストです」と答えたら、「パリで人に職業を聞くと、みんな“アーティストです”って答えるんだ」と笑われたので、どこまでカウントされるのか、やっぱり不明…。
ただ、ギャラリーに飛び込んで来る人を見る度、「みんな頑張っているんだなぁー」とインスパイアーされています。
2008年5月19日
荒木 芳栄 |