2008.May

■フランス情報 mail from France #122

修学旅行

昨日、オペラ座界隈に行った時のこと…。話には聞いていたのですが、ミニスカートをはいた日本の女子高生の修学旅行の団体に遭遇。パリの風景をバックに見るせいか、何となくちぐはぐした印象を受けました。

以前、空港や飛行機の中でも修学旅行の団体と一緒になったことがあり、その時もやはり驚きましたが、ヨーロッパの町の中で見かけると驚き倍増。でも、飛行機の中で生徒がとても静かだったので、私としてはその事も意外な感じでした(私が高校生だった頃は、「騒ぐな!」と言われてもみんなで騒いでいたような気がするので…)。

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久々にノートルダム大聖堂に行ってきました

旅行の内容まではわかりませんが、それにしても「パリへ修学旅行」というのは、すごい時代だな〜と思います。高校生ぐらいの多感な時期に、異文化に触れるのはとても良いことだと思います。が、外に目を向けさせるばかりが良い事なのかどうか、修学旅行生の団体を目の当たりにして疑問を感じました。

きっと、高校生活を彩る楽しい想い出の1ページになるのだろうと思いますが、今は学校も御両親も大変だなぁーと思います(…という私は両親から行く末を案じられっ放しなので、はるかにタチが悪いのかも…)。

パリへの修学旅行が、参加している高校生にとって、それなりの価値のあるものであれば…と思います。

2008年5月25日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #121

パリのアーティスト事情

先週からギャラリーでのグループ展に参加させて頂いております。ついでに、現在そのギャラリーの地下スペースを自由に使わせてもらっているので、ギャラリーで作業する事が多くなってきたのですが、入り浸るようになってから多々見かけるのが売り込みに来るアーティスト。

かく言う私も、今までいろんな所に飛び込んで来ました。目星を付けたギャラリーに入って作品を一通り観察し、自分の作風に合っているかなと思ったら、ギャラリーの人に声をかけ、作品ファイルなどを使ってプレゼンテーションしたりするのですが、いきなり断られることもあれば、丁寧に話を聞いてくれる所など対応はいろいろ。が、断るにしても、どこもきちんと対応してくれていたように思います。

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オルセー美術館へ模写に行ってきました

私が現在お世話になっているギャラリーは、割と立地条件が良いせいか、アシスタントのおじさん曰く、「毎日2人ぐらいは売り込みに来る」。その上、パリは元より様々な国からメールや郵便でのコンタクトも多いそうで、「対応が大変なんだ」と言っていました。

同上のおじさんによると、「パリには約800件のギャラリーがあって、約6万人のアーティストがいる」そうです。何か根拠がある数字なんだろうか?と思い、とりあえずパリのイエローページでギャラリー数を数えてみたら788件ありました(多少の数え間違いはあるかもしれませんが…)。アーティストの6万人については、アーティスト協会に登録して、アーティストとして納税したりしている、法的に正式登録している人数なのかな…と思うのですが出所不明。先日知り合いになった人に職業を聞かれたので、「アーティストです」と答えたら、「パリで人に職業を聞くと、みんな“アーティストです”って答えるんだ」と笑われたので、どこまでカウントされるのか、やっぱり不明…。

ただ、ギャラリーに飛び込んで来る人を見る度、「みんな頑張っているんだなぁー」とインスパイアーされています。

2008年5月19日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #120

A&M

日本人の友人の御主人がオーナーシェフをされている「A&M」というフレンチレストランに、4月から作品を展示させて頂いております。渡仏以来、この御夫妻には何かとお世話になっているのですが、今回も「お店に絵を飾ってみたいんだけど、もしよかったらどう?」とお声をかけてきて下さいました。

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絹傘茸が添えられたスープ

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そんな成り行きで絵を展示させて頂いており、先日友達4人でそのレストランに食事に行ってきました。自分の作品を撮影するのは何となく憚られたのですが、出されたお料理は全て絶品!!こちらに関しては、迷わずパチパチ撮影してしまいました。

シェフが日本人なので、ボリュームはあってもコテコテした感じではなく、日本人の口にとても合う洗練されたフレンチです。お店の雰囲気も落ち着いていてとても良く、お値段もリーズナブル(前菜・メイン・デザートのコースで30ユーロ。単品でも注文出来ます)。ホールで働いているフランス人のスタッフもとっても親切。

前菜で注文した
“テット・ドゥ・ヴォー”

子牛の脳みそなどが混じった
テリーヌのようですが、
とってもおいしい
 

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メインで注文した“フィレ・ミニョン”、
ヒレ肉のステーキ

…と、肉づくしにしてみました
デザートは
マンゴーとバジルの
アイスクリーム

御旅行等でパリに行かれる際には是非是非ご利用下さい。また行ってみたくなるレストランです。

A&M Restaurant
136, boulevard Murat 75016 Paris
TEL : 01 45 27 39 60
定休日:土曜日(昼)・日曜日


2008年5月11日
荒木 芳栄


■フランス情報 mail from France #119

ギュスターヴ・モロー美術館

先日、ギュスターヴ・モロー美術館に行ってきました。モローが実際に住んでいた家を作品と共に国に寄贈した美術館のようで、規模としては大きくないのですが、作品も雰囲気もとても良い感じ。

受付を過ぎ、階段を上った最初の階は食堂や寝室となっており、モローが使用したと思われる調度品などが並んでいました。

その上の階には、大作がズラリ。窓際には可動式のデッサンパネルも数多くあり、自由に観覧することが出来ます。デッサンのおびただしい数にも驚きましたが、近くでまじまじと見た作品の緻密さにも改めて感嘆しました。
最上階にも油絵作品の数々、そして同じような可動パネル付きの家具が配置されています。

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作品をゆっくり鑑賞するには手頃なサイズの美術館です。内容も充実している上、各所にフランス語・英語と並んで日本語の説明もあります。

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神秘的な作品群と同時にパリの住まいの雰囲気も味わえる、とても素敵でオススメの美術館。

詳しくは是非こちらをご覧下さい。http://www.musee-moreau.fr/
※日本語もあるのですが、文字化けしているようで内容は作品同様ミステリアスです…。

2008年4月27日
荒木 芳栄