今回は香港系書店番外編ということで、ちょっと寄り道して香港で売られている本についてお話ししてみましょう。
最近は中国語を勉強する人が多いのでご存知の人もいるかと思いますが、中国語の文字には簡体字と繁体字の二種類あります。中国本土では簡体字が使われ、香港(および台湾)では繁体字が使われています。ただ、香港系書店では、日系書店や英語書籍専門店のように単一言語(繁体字)の書籍だけを扱っているわけではありません。特に外国人居住者のいる都市中心部では、繁体字はもちろん、簡体字、そして英語の書籍と、複数言語の書籍を扱っています。香港で北京語のできる人はまだ限られていますが、現在では北京語を学ぶ人が多くなっているため、簡体字書籍もかなり需要が増えているようですね。そんな需要が増えているところにもってきて、簡体字を読める読者だけが得られるちょっとしたメリットもあるんですよ。
例えば、下の写真の西遊記。左側が簡体字版西遊記、右側が繁体字版西遊記。どちらも同じ内容です。何が違うかというと…
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