2006.December

■イタリア情報 mail from Italy #17
〜 夢 〜

先日、友人と夕食を共にした時に、面白い話題が出ました。今回は、モデナのクリスマス風景と一緒に、この体験談を記してみたいと思います。

誰もが寝ている間、夢を見るように、友人も夢を見ます。知っている人が登場したり、あらすじの無いストーリー、風景であったり。

しかし彼女には時々、数字が主役の夢があるのです。その数字は時に電話番号風の数ケタとなったり、ただ1つの数字だけがぽっかりと出て来たり。
始めは意味が分からず、どこかで見た電話番号だろうと思っていたのが、

ある日見た夢の数字が「ロトくじ」をするようにと主張。こんな事で当たるはずがない、と思っていたのが、旦那さんと2人で美味しいワインと夕食をレストランで味わえられる金額が当たったのです。

彼女は、イタリアに一部存在するロトくじ狂でもない、芸術を愛する人柄。
「どれだけ考えても、理由は分からないの。けれど、夢に出て来た数字が主張をすると、ロトくじが必ず当たる。もう同じ事が7回も連続で起きているの。」

毎回、ロトくじを購入しても何も当たらないのが通常。しかし、夢の主張だけで多少なりと当たるとは不思議なもの。ただ、こう自分から主張をする数字は、そう頻繁に夢には出てこないとか。

「毎回、夢に出る数字を書き留めておけば、もっと当たるのかもしれない。

けれど、これは欲よね。」

皆さんは今年、どんな夢を見ましたか。
次回は、2006年最後のメールトピックとなります。

2006年12月20日
Photo & text by福井エリナ


■イタリア情報 mail from Italy #16
〜 自転車泥棒 〜

いつも、未来研Webをご覧頂いている方々、自転車が盗まれた経験はおありでしょうか。「自転車泥棒」と言うと、イタリア ネオリアリズムを代表する映画が浮かびますが、今回は「泥棒されない対策」を街の現場からお伝えしましょう。


モデナのセンター街は自転車が便利。
おしゃれなセレクトショップの前もごらんの通り、並んで駐輪中。

坂がないモデナのセンター街。映画「ローマの休日」を何回もご覧になられた方には、自転車ばかりが走る光景に目を疑うかもしれません。
特に、センター街に交通規制が布かれてからは、自転車が街内の移動に一層便利。前から後ろから、左右どこを見ても、モデナ市民の足は自転車なのです。

誰もが維持費なく、気軽に使える自転車。その気軽さうえに、見かけの良い自転車はヒョイ、と盗まれてしまいます。そこで、多くの人たちは太く目立つ鎖と、大きな南京錠を付けています。




街に駐輪されている自転車をざっと見ても、見かけから実に重そうな鎖と南京錠が主流で、日本で見かける軽量タイプでさり気ないワイヤー錠はごく少数派。
太い鎖と南京錠は「この自転車、鍵かけてあります」な強い視覚効果も兼ねているのかもしれません。

年末も、もうすぐ近く。師走という名の通り、誰もが足を急ぎます。
皆さま健康はもちろん、防犯も十分にお気をつけください。

2006年12月12日
Photo & text by福井エリナ


■イタリア情報 mail from Italy #15
〜 最大イベント、ナターレ 〜

12月になりました。イタリアではクリスマスは、ナターレ。12月25日は、イエスキリスト様がお生まれになった日を意味する言葉で表現されます。
カトリック教会の中心、バチカン王国があるイタリアのナターレはキリスト様の生誕を家族と祝い、愛の絆を深める1年の最大イベント。
有名な言い伝え、
「ナターレは家族で、復活祭(イースター)は貴方がいいと思う人と」が言う通り、25日には皆、家族と一緒に暖かいご馳走を囲みながらの祝福です。

本来の習慣から行きますと、ナターレは25日に始まり翌年1月6日に終わり。

これに向けて、街もナターレ色に変わっていきますが、こちらは1ヶ月前ほどから一番選手で始められます。ショーウインドーにプレゼント向け商品が並

べられ、路地には白熱電球で彩られたイルミネーションが見る人の心を温めます。

モデナは冬になると霧が頻繁に発生。この電飾は遠くから見ても街に光が点り、いつ見ても冷たい冬の季節にほのかな彩を与えてくれます。

今回は、モデナから少し離れたミランドラの町にて、電飾の取り付け作業にかかる方たちを見かけました。この方たちがいないと点灯が不可能な、ナターレの電飾。
後ほど、その点された様子をまたお伝えしたいと思います。

イタリアの年末年始はとても冷え込み、
風邪も流行します。
この時期、イタリア旅行をされる方は
体を冷やされない様にしてくださいね。

2006年12月4日
Photo & text by福井エリナ