先日は「ビスマンドヴァの岩」と呼ばれる、奇石に登って来ました。
モデナから車で約1時間半。お隣、レッジョ・エミリア県のカステルノーヴォ・ネ・モンティという小さな村の端に、その奇石はあります。
遠くからの写真をお見せ出来ないのが残念ですが、この奇石、平たい場所に帆立貝の貝柱が置かれたようそこだけ、岩の塊がそびえているのです。
岩の出現は3千万年前、地殻の変動や石灰岩が侵食などを重ねた末に出来た形とか。
そしてローマ帝国時代は北からの攻撃のため、ローマ軍基地としても利用されていました。
標高は1077m。今となってはロッククライマーの名所となり、夏にはトレッキングや観光で訪れる人も耐えないようです。
|
|
↑岩の絶壁、冷や汗が…! |
↑下りが手ごわい、岩の坂! |
岩のふもとへ車を走らせると、駐車場も兼ねた「ダンテ広場」があります。実はこの奇石、あのダンテ・アリギエーリの神曲は「煉獄篇」の第4曲目にて登場するのです。
奇妙な形がこの世の物とは思えず、ダンテの神秘な気持ちを惹きつけたのでしょうか。
ふもとからは遊歩道も整備され、ゆっくり歩いて15分だそうですが、急な上り坂と予想上の蒸し暑さで最初の上り坂でもう、汗がじわり。
坂の途中には隠修士の小さな教会があり、その先からは山道が始まります。
日が強く照りつける道は砂埃が舞い上がり、頂上付近になるとそれはゴツゴツと角をむき出した岩の坂となりました。
|
|
↑岩山に添い建つ教会 |
↑頂上に生えていた植物。
何でしょうか。 |

頂上は、爽やかな風が吹いているだろうという予想も覆す、真夏の暑さ。
他に登って来た人たちも、木陰でおしゃべりを楽しんだり、読書をしたり。
岩の端から地を見ると、遠くに見える緑がすがすがしく、口に含んだ水がいっそう美味しく感じられました。
|