皆さんこんにちは、福井エリナです。今回より、さまざまなイタリアの様子をお届けいたします。
イタリアは、外での食事が大好きな国です。春を過ぎると、街のレストランやカフェが一斉に屋外テーブルをオープン。一方、自宅の庭で食事を作るとなれば、バーベキューが代表的。
夏の休日、お昼頃にどこからともなく、お肉の良い香りが流れてくることが度々あります。
そこで、私たち家族も週末にバーベキューランチをしました。
そもそも、行動の発端は義父と夫の男性軍による「お肉が食べたい」の大合唱。
お肉と言っても、カルビ焼きやホルモン焼きではございません。
肉厚が最低指2本、重さ約1キロのフィレンツェ生まれは、ビステッカ アッラ フィオレンティーナ。Tボーン付の巨漢ステーキです。こんな分厚いお肉、焼けないじゃない、胃もたれする、なんて思われるかも。しかし、ステーキに使われる牛肉は、赤身がほとんどの健康的なお肉。
表面をサッと高温で焼き、中に赤身と肉汁をギュッと封じ込め、塩とコショウの味付けだけで、その旨みをほおばるのです。
噛めば噛むほど、おいしさが開拓される。そんな野生心あふれるステーキ。
さて、この肉の塊を焼くには、ご家庭でも炭火が必要です。
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我が家では炭火起こしも調理もTボーンステーキの大ファンを名乗る、義父が担当。
他の家庭料理が一切出来なくても、テレビでステーキの焼き方が紹介されると必ずメモを取る、という熱心さ。義父流の火起こしは、庭に落ちる松ぼっくりも登場。何でも、松ヤ二が点火を助長してくれるとか。 |
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そして炭の投入。炭は予め、湿気を取り除いておくのが、高温のコツ。しかし炭を入れたからと、そこでお肉を焼き始めるのは早合点。じっくり待ち、炭から灰がモンモンと舞い上がる高熱まで炭火とグリルを熱するのです。こうして、外はカラリと焼け、中は旨みいっぱいのフィレンツェ風Tボーンステーキが出来上がり。 |
出来立てのフィレンツェ風Tボーンステーキの食べ方は、貴方次第。
ナイフとフォークで食べた後は、素敵なお姉さんでも、石器時代の様に骨を手づかみでどうぞ。
以上は家庭でのTボーンステーキ奮闘記でしたが、このメニューを専門に扱うお店では、鉄鋼所の様な巨大な炭火網にて、お肉を知り尽くしたシェフの強腕で焼かれます。
どうです、お腹は空いてきましたか?
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