2007.Nobember

■イタリア情報 mail from Italy #45
〜 風邪、ノックアウト! 〜

防寒、うがい、手洗い・・・。風邪になりやすい季節が来ました。
風邪の予防方法、上記の基本的な事からそのお国式、いろいろありますが、イタリアにはどんな方法があるのか、ご紹介しましょう。

毎年、冬になるとインフルエンザが現れ、テレビでも総合感冒薬や、解熱剤などCMが流れます。しかし、効いたためしはございません・・・。
やはり、普段から食べている物で栄養を補う方法が良いようです。

*風邪っぽいと感じたら、カモミールティー
どのスーパーでも手に入るカモミールティー。カフェインフリーで、イタリアの赤ちゃん達も哺乳瓶に入れてもらって、愛飲。乾燥されたカモミール自体、草の様なスッとする味がありますが、甘い物好みイタリアで多用されるのは、細粒の溶かすだけのカモミールティー。これが実に甘〜い味ですが、風邪っぽく体が冷える時、飲むだけでじんわり暖まります。

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*風邪をひいてしまった時の、ローズヒップティー
普段から習慣にしたいほど、ビタミンが豊富。体がだるく熱っぽい時、このハーブティーも気分がすぐれます。冬になると、イタリアのスーパーは季節商品コーナーに出て来る物の1つ。紅茶みたいにレモンを添えても、爽やかに飲めます。

*普段の疲労にも効き目あり、スプレムータ
冬のイタリアは柑橘類が安く、美味しい時。ギューッと絞ったそのジュースは伊語でスプレムータと呼ばれ、八百屋さんでオレンジ購入の際は「食べるほう?スプレムータにするほう?」と必ず聞かれるほど。のどごしや、腹持ち感が、市販のオレンジジュースとは別格モノで、美味しい!の一言。風邪はもちろん、普段の疲労感にも良く、イタリアを旅行される方も旅先でのビタミン補給におすすめです。

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網売りのオレンジに、ビタミンCの代名詞、レモンも出演。

他にも古くからは、伝統製法のバルサミコ酢で喉のイガイガ感を解消、グラッパで喉の清潔を保つなど、地方によりいろいろあるようですが、今回は現代家庭で簡単に出来る物をご紹介してみました。
どれも共通する点は飲み物であり、ビタミンCが豊富であることの様です。
そして、1度で飽きない美味しさであること!

お布団に篭って3日間・・・にならないよう、楽しく・美味しく・オシャレに、風邪予防をしてくださいね。

2007年11月27日
Text & photo by福井エリナ


■イタリア情報 mail from Italy #44
〜 へぇー、こんな物もあるのだ No.01 〜

いかがお過ごしでしょうか。
今回のトピックスは、「普段、私たちが見かけない物かもしれない」がテーマ。
もっと見かけない物に遭遇するかもしれない後日にも備え、No.01とします。

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イタリアの街に欠かせない物…。石造りの建物、バール、教会。これら3点は、どんな小さな町や村に行っても、必ずあるものです。街を散策していて、教会からの鐘の音に旅心が一層ときめいちゃった、なんて経験がある方もいらっしゃるでしょう。そんな、イタリアの景色をより味わい深いものとさせる「鐘」を造る工場です。

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この工場、随分と街からは離れた場所で遭遇。都市部でも古い教会から鐘の音が聞こえるイタリアは、確かに鐘の需要があるわけですから、この様な工場が存在して当然。けれども、鐘ばかりとは不思議な光景です。しかも、お休みの日でしたので、外から覗くような画像ばかりですが、建物の装飾がどれも鐘のマーク。

アロマ また、鐘の作り方は調べてみますと形の通り、鋳物。
銅と合金が混ぜられた物が使用され、その配合比率により、鐘の音色が異なってくるとの事。とても奥が深そうな世界です。

どれを見ても、大変重そうな鐘ばかり。取り付けるまでが、大変なお仕事でしょう。また、毎日の生活で鐘の音色を自然に聞いていても、やって来た新しい鐘の音色が若干変わっていたら、何か違和感を持ってしまうのが人間。前の鐘に似た音色を出す鐘を作り出すにも、ここは職人の技を必要とするでしょう。

歴史が生きる国、イタリア。こんな風に今日も、歴史が息づいています。
アロマ2

2007年11月12日
Text & photo by福井エリナ


■イタリア情報 mail from Italy #43
〜 はや10年 〜

先月は、私事の都合でお休みをさせていただきました。
今回よりイタリア情報、再始動。しかし11月に入ってからのモデナは、背中を丸めたくなるような少々寒い日が続きますので、暖かくなりそうな話題を挙げたいと思います。

アロマ プロフィールの欄でも少し触れていますが、私が実用も兼ねた趣味と確立している物がアロマテラピー。本で学んだ最低限の知識だけで、素人そのままではありますが、出会ってから今年でもう10年以上となります。

編み物は1日でダウン(肩が凝ってゴリゴリ…)、ローラーブレードは大転倒、マラソンは永久的三日坊主と、輝かしい趣味歴が見当たりませんが、アロマテラピーだけは10年以上、飽きもせずに来たなあと、驚きの一言。なぜ10年以上も離れずに来られたのかを解いてみると、アロマテラピーの世界が持つ広い利用範囲や、どの状態の自分でも受け入れてもらえる、ストイックでない日常性が理由かと。

代表的な使い方は、バーナーで精油の芳香浴。慌てる気持ちを鎮めるのに、良いBGM代わり。より実用的には、お家の水周り掃除に精油を数滴。ミントなど爽やかな香りが、すっきり感と充実感を増大。メーカーが出しているブレンドオイルも、とても洗練された香りに驚き、効能の通りの結果が得られると「すごいなあ」と感じるのみ。
アロマ2

イタリアも元来、香りの国ですので、アロマテラピーは生活の中にごく自然に存在します。お家のバルコニーに見事に咲いた、ゼラニウムの花。これも、虫除けのため。ドライラベンダーは、衣類の香り付けに。トスカーナに着くと漂う、サイプレスの香り。肉の臭みを取る、ローズマリー。

しかしさすがに、インターネットでは香りは送受信出来ません。ですので、ここでは少し、紅葉が美しいイタリアの秋を、画像にてごらんください。先、冬になると山では針葉樹のピリッとドライな香りが強まります。

アロマ2
アロマ2

寒い季節は、暖かいお風呂に精油を数滴加えられたり、キャンドルの灯りが暖かみを演出してくれたり、アロマテラピーの出番がたくさんある時期。皆さまも機会がありましたら、是非にトライしてみてください。

2007年11月5日
Text & photo by福井エリナ