2006.October

■メール・フロム・ニューヨーク #79

仕事帰りに飲んだ後、ちょっと立ち寄りたくなるのが屋台のラーメン。…と、これは日本に住んでいたころの話。ニューヨークに住み始めてからと言うと、これがラーメンからピザに変わり、ここではピザ屋が意外にも夜遅くまで混んでいるのが日常です。

最近、イーストビレッジ(これまた“飲み屋”…っというかアメリカ風に言うと“バー”の多い街)に、“飲んだ後にちょっと何かが食べたい!”という欲求を満たしてくれるお店が登場しました。

お店の中にあるのは、ズラリと並んだ自動販売機。こ

の自動販売機では、なんと“ホットドック”“テリヤキ・チキンバーガー”“マカロニ&チーズコロッケ”“ピーナッツバターサンド”と、アメリカンな食べ物から、“SPAM寿司(SPAMというハムが乗ったお寿司)”“Japanese Styleドーナッツ”など、アジアのツイストが加わった品々までもが販売されています。

購入方法は、25セントを必要な枚数入れ、小さいガラス戸を開けて好きなフードを取り出すだけ。一品約2〜3ドルという気軽さで、懐もお腹もちょっと満足。

この自動販売機の裏には、(たぶん)キッチンがあり、その場で調理している(と思われ)、温かく、フレッシュなものが食べられるということで、飲み疲れて、小腹をすかせた若者たちで夜中じゅう賑わっています。

飲んだ後の小腹を満たしてくれる食べ物のトレンドは、今やピザから自動

販売機フードに変わっていっているのでありました。

2006年10月2日
前田直子