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■メール・フロム・ニューヨーク #2
サマータイムが始まった。サマータイムは、Daylight Saving Time(DST)とも呼ばれ、夏の間、昼の時間を長く使うことができて楽しむこともできるし、照明や冷房の省エネルギーなどの効果もあるとか。4月の第一日曜日の午前2時から10月の最終日曜日の午前2時までがその期間になり、真夏になると夜9時ぐらいまで外が明るくて、用事が無くてもウキウキとマンハッタンを歩きたくなる時期でもある。
始まってしまえば嬉しいサマータイムだが、その開始日と終了日には充分に気を付けなければいけない。私は留学当初大恥をかいてしまった経験がある。
あれはサマータイム終了の日曜日だった。部屋中のすべての時計を1時間前にセットしなおし、アラームもしっかりセットしたにもかかわらず、目が覚めたると時計が"0:00"で点滅していたのだ。「ゲッ!なんでよ!」ケーブルTVの時計も、ビデオの時計もパソコンだって携帯の時計だって賢くも自動的に1時間早まっていたにもかかわらず、なんと、こういう時に限ってプラグが緩んでいたとは。「そりゃ、体内時計はすぐには戻せないよ…」とダシュで学校に向かった。それまで遅刻も欠席もしたことがなかっただけに、サマータイムのせいで遅刻したことはバレバレだ。ソロソロと教室に入り着席し、恐る恐る先生と目をあわせた瞬間「グッド、イ〜ブニング!」クラス中が大爆笑。私もヘラヘラと笑うしかなかった。
あの時のことを思い出すたびに恥ずかしくて、サマータイムの開始日と終了日には特に神経質になる。このことを友人のポーラに話すと、ネイティブのニューヨーカーにもたまに起こるらしく、月曜の朝に息せき切って会社に到着する人、さらにはサマータイムを理由に意図的に遅れてくるズルイヤツも結構いるという。「あぁ、よかった。ネイティブでもそうなんだ…」と少しは救われたと思った瞬間、「でもみんなの反応は冷たいわよ。マヌケ!って感じの視線を投げつけるし…」とポーラ。
はい。今年はマヌケなヤツにならないように、気をつけます。
April 05, 2003
明日の天気予報は終日"雪"。 サマーよ何処。 前田直子
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