■メール・フロム・ニューヨーク #22

 10月の第2月曜日はコロンバスディで久しぶりの3連休!イェーイ!

 クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見したお祝いということで祭日のはずが、朝ニュースを見ていたらどうやら街は100%休みではないらしい。市役所や学校はお休み。郵便やゴミ回収車も来ない。でも市営バスは平日スケジュールで運行されている。証券会社は休みだが、株式マーケットは営業している。さらに銀行にいたっては、"オプション"で営業が決められるらしい。(店長の一存か、それとも社員の多数決か!?)

 デザイン会社に勤める友人アンの会社も、この日の出勤は"オプション"なのだとか。つまり出勤は個人の判断に任せられるのだが、この"オプション"が曲者で、上司が何気に出勤をチェックするらしく、アンいわく「社員は皆、念のため出勤しとく…」らしい。アメリカ人ってこういう中途半端な気遣いなしで、休みたければ休むのだろうと勝手に思い込んでいたが、案外そんなこともないようだ。とにかく、このコロンバスデイははっきりしない祭日なのだ。

  ラッキーなことに私がインターンをしている会社はお休み!秋晴れでとても気持ちが良い日なので、昼過ぎから近くの公園のドッグ・ラン(犬を放し飼いにして遊ばせるエリア)にお犬様見物に行き、のんびり過ごすことにした。かわいいお犬様たちを見ているただけで、気分はルンルン、癒される〜〜〜。

(写真) 大型犬と子犬専用のエリアに分けられた
公園内のドッグ・ランの柵の中は、
思いっきり走り回るキュートなお犬様でいっぱい。
飼い主の人たちも、この祭日を愛犬と一緒にエンジョイしている。

 アパートに着くと大学のアドバイザーからメールが届いていた。そこには一言… 「たくさんの問い合わせの電話を受けましたが、本日の授業は通常通り行われています!」 なにぃ〜!?今日はコロンブス様のアメリカ大陸発見をお祝いする日じゃないの〜?せっかく祭日モードに入っていたのに。たくさんの問い合わせが来るぐらいなら、一層のこと休みにしてくれぃ!!

 コロンバスディは祭日?それとも平日?ネイティブも困惑する微妙な記念日なのだ。


October 13, 2003
前田直子


■メール・フロム・ニューヨーク #21

  トップセレブリティ、マドンナが初絵本『The English Roses』($19.95)を9月14日に発売し、今週もニューヨークタイムズ絵本部門の1位をキープし続けている。五番街沿いの大型書店バーンズ&ノーブルのウィンドウにも華やかなディスプレーがされて、この前で記念撮影をしているマドンナファンも見られるほどの人気振りだ。

 この『The English Roses』はマドンナの絵本シリーズ、5シリーズのうちの第1作目。今までかなり過激な写真集を発売したりと、そのセクシーなイメージで常に注目を浴びていたマドンナだが、今回の2児のママとしての絵本デビューに、またもやファンを驚かせている。すでにミリオンセラーの噂も流れ、30カ国に翻訳されて100カ国で発売される。絵本作家としても期待を裏切らない人気者のマドンナなのだ。

 イラストはモデルとしてもイケてるイラストレーター、ジェフェリー・フルビマーリが担当。ガーリッシュでキュートなイラストからは、この絵本が"嫉妬"と"妬み"をテーマとしたストーリーだとは想像もつかない。対象年齢4〜8歳だけあって、全然ドロドロじゃないのでご安心を。「キッズだけでなく、大人でも楽しんでもらえる絵本だわ」と、アマゾン・ドットコムのオーディオ・クリップを通してマドンナ自身もコメントしている。

 2冊目の絵本『Mr. Peabody's Apples』は、ちょうどクリスマスを目前にした11月に発売予定だとか。ちょっと気が早いけど、楽しみだなぁ。

(写真) 大型書店バーンズ&ノーブルのディスプレー。
絵本の中のキャラクターとバラの花のカラフルなイラストが
ウィンドー一面に広がって、とにかく華やかでマドンナらしい。

 この絵本には、キャラクターの女の子たちとバラの花がデザインされたカバーが付いている。店内の棚にはカバーを外して、絵本の表紙(ディスプレー中央のイラスト)を見本用としてディスプレーしていたけれど、それがまた目立って"かわい〜!"のだ。


October 6, 2003
前田直子