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■メール・フロム・ニューヨーク #33
書店に行くとガイドブックの棚をチェックするのが好きなのだけれど、先日少し変わったガイドブック、じゃなくてガイド"CD"を見つけました。『サウンド・ウォーク』($12.00)と呼ばれるこのCDシリーズは、ニューヨークのトレンディなスポットや、そのエリアの歴史をCDを聴きながら巡ることができる、言ってみればCD版ウォーキングツアー。シリーズでタイムズ・スクエアーやチャイナタウンなどのエリアが選べるけれど、今回はアパートから歩いて10分のエリア、ローアー・イーストサイド版を購入。ニューヨークの街は少し暖かくなってきたし、早速ツアー開始!
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(←)ローアー・イーストサイドは、マンハッタンの東側ダウンタウンに位置します。今はヒップなエリアとして知られていますが、以前はユダヤ人が多く住んでいる街だったので、それを象徴してかこのCDのジャケットにはグラフィーディ(壁の落書きアート)を背景にしたユダヤ人の写真が使われています。 |
(→)ジャケットを開くと、このエリアの地図が道順と共に書かれています。
出発場所は、ロータスというクラブ。ちなみにこのツアーを開始するのにいい時間は夕方5時から11時の間だとか。どうやらナイトツアーだったよう。
途中「バスケットやってかない?」とお兄ちゃんに誘われたり、ラウンジでパンクロックを聴いたり、ちょっと大声では話せないようなフフフッなお店に連れて行かれたり…っと、こんな感じでサウンド・ウォークは続きます。 |
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(→)怪しいガイドだけではありません。このエリアに多く建つユダヤ人の歴史ある礼拝堂などの貴重なスポットもきちんと説明してくれます。
このエリアはユダヤ人が離れて行った後、1980年ごろからドラック売人や売春婦が増えていき荒廃したエリアになっていったそう。ウィリアム・バロウズが、執筆のイン |
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スピレーションを得るために通っていたという"ドラッグ・ストア"なんていうガイドもあって、少しドキドキ。
今では、ダウンタウンの若者が集まるラウンジやクラブ、カフェができて、すっかりトレンディな場所になっているのが信じられないくらい。地元のニューヨーカーすら誰もが想像できなかった急激な街の変化だそう。 |
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(←)いつの間にか"カッツ・デリカテッセン"というユダヤ系デリレストランに案内されました。ここのパストラミサンドとピクルスは絶品なのです!アメリカに来て、初めてサンドイッチが美味しいと思ったお店です。パストラミをカブリつくと、カッツのオーナーがこの辺りの昔の商店街の様子を語り始めました。メガネ屋、スーツ屋など、商業が活発で安いお店が多いのは今でも変わらないようです。
アレン・ギンズバーグの詩が耳から聴こえてきました。そういえば、このあたりは、ビートニックの詩人たちの溜まり場でもあったんですよね
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陽はすっかり沈み、そろそろ終点地。50分間あっという間のサウンド・ツアーでしたが充分満足。次はどのエリアのCDを買おうか…と、もうすでに次の予定まで考えています。一昔前まではポルノショップが立ち並んでいたと言うタイムズ・スクエアーも覗いてみたいし、中国人のパワーを知るにはチャイナタウンも歩いてみたいし、アーティストが集まるホットなエリアと噂されるダンボ(ブルックリン側のブルックリン橋のたもと)も興味深いし、動物園しか有名ではなかったと思うブロンクスのスポットも確認してみたいし…。うーん、どうやらこのサウンド・ウォークCDシリーズを全て集めることになりそうな予感が…。
サウンド・ウォークウェブサイトはこちらwww.soundwalk.com
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